スリムなトラック買取
(3)売場にストーリー性を持たせるショップコンセプトの確立が重要であることを述べたが、自店の特徴を来店者に明確にわかるよう打ち出すことである。
カー用品ショップが扱う商品には、タイヤやアルミホイール、AV機器などの主力商品グループと車内・車外用品などの補助商品グループがある。
ショップが最も大切にしている品揃えの特徴を打ち出すためには、どの商品グループの客数が多いか、どの商品グループをメインにするかなどの優先度によって決定する。
店舗の売場位置から考えた商品展開では、店頭スペースに季節商品、流行商品、目玉商品、セット商品(お買得商品)などが占める。
次に店央スペースには、なんといっても数売りをしなければならない商品、定番商品(シーズンにかかわらず品揃えをする商品)、例えば主力タイヤの単品売りや車内用品、エアロパーツ、シートなどの比較的カウンセリングを伴う商品を展開する。
店奥スペースには、主力商品、店格商品(ブランド商品やファッショナブル商品)であるカーナビ、カーステレオなどのコーナーを適正に配置することで、お客を強く引きつける売場づくりをする。
また、販売スタッフが十分なカウンセリングができる接客コーナーやカウンターなども配置する必要がある。
売れる商品陳列のボイントカー用品ショップで商品陳列を展開していくうえで重要なことは、お客の立場に立つことである。
つまり来店客が見やすく、選びやすく、触りやすい陳列を心がけることである。
そこで商品陳列で注意すべきポイントを述べると次のとおりである。
(1)お客にとって見やすいことお客が売場で商品を見る場合、おのずと高さに限界がある。
また、手前が高くては奥が見渡せない(図表4−2)。
さらに、お客にとって見やすいということは「どの場所に自分の欲しい商品があるのか」ということで、例えば「4WDコーナー」とかの分類を明確に打ち出すことが大切である。
また、お客が歩く動線上に商品などの障害物があって回遊性を妨げていたのでは、いくら商品を見せようとしても無理である。
陳列技術としては、視線に沿った商品陳列が行われていること、色彩配置が揃っていること、フェースが揃っていることなどで、お客に対してボリューム感のある陳列を心がけたい。
また、陳列の方法には棚陳列、平面陳列、フック掛け、吊り下げ陳列などさまざまであるが、その商品の特性を最も認められやすい方法を取るとよい。
日お客にとって触りやすく選びやすいことお客が無理な姿勢をとらなくても簡単に触れるということが大切であり、また手が触れただけで落ちそうな陳列ではよくない。
カー用品ショップの場合、多くは裸陳列が多いので、その点ではもともと触りやすい。
しかし、見る・触る前に商品がどこにあるか、選ぶ段階で探しにくい陳列をしているのではよくない。
店内を見渡してみて、見にくいゴンドラ上部に掲げてある表示を見なくても、商品の陳列による分類で来店客が欲しいものがどこにあるのかわかる必要がある。
選びやすい陳列のポイントは商品にもよるが、価格帯別、サイズ別、グレード別、用途別などに陳列することである。
また、形の小さい商品は前、大きい商品は後ろに陳列することである。
(2)ボリューム感があること商品の豊富さはお客に商品購入の安心感を与える。
ここでいうボリューム感は品揃えの豊富ざということになるが、やみくもに増やすと在庫増につなそこで豊富に見せるという演出された陳列方法も考える必要がある。
特に用品などの小物類の陳列にあたっては、商品のフェースを生かすことによって見やすく迫力が出る。
また、棚と商品との空きスペースを極力少なくして陳列することによりカー用品ショップでは、駐車場のない店は考えられない。
駐車場はまさに商売の必需設備である。
特にロードサイドショップでは売場面積5坪に対して最低でも1台の駐車スペースが要求されている(60坪の店舗で12台)。
来店客がほとんど車で来店するカー用品ショップの場合、駐車能力の大小が顧客を吸引する重要なカギを握っている。
そこで駐車場のスペースを少しでも多く取りたいわけだが、通路も含めると1台6〜7坪は欲しい。
しかし、車間をギリギリに取って1台でも多く取ったり、車両通路を詰めすぎると女性ドライバーに敬遠されるので注意したい。
駐車スペースで問題となるのが店舗との関係で、駐車スペースを敷地内のどの位置にするかである。
来店客にとってはいちばん入りやすく止めたい場所は道路から近くで、入口にも近い場所である。
しかし、ショップ側にしてみると店舗はなるべく道路際まで進出して通行人からよく見える位置に設置したい。
駐車台数の少ない駐車場であれば道路に沿って店舗前に駐車することは可能であるが、台数が多くなると店舗が極端に後退しなければならず、店舗の訴求力が落ちてしまう。
逆に店舗の横に位置させると、道路の側まで店舗を出すことができるが、店舗の間口が狭くなり、使い勝手が悪い。
結論としては、隣接建物の位置と自店敷地の間口の関係で考えるべきで、隣接する建物が道路から後退していたり、自店の間口が広ければ店舗を後退させても、駐車場は図表4−3の左側のように店舗の前に位置させたほうが隣接する建物が道路際まで進出しており、しかも自店の敷地間口が広い場合には店舗の横に駐車場を設けるべきである。
清掃の徹底が客を呼ぶ最後に店舗の清掃について触れる。
どんなに新しいショップでも、できた瞬間から店舗は陳腐化していく。
したがって、簡単なことではあるが毎朝、朝礼後に店内はもとより、駐車場、ピットなどについても清掃を徹底させたい。
また、トイレなどもお客に快適に買い物をしてもらうために清潔にしておきたいところである。
最近ではトイレで他店と差別化する店さえ現れているご時世である。
販売促進の基本は品揃えに碗販売促進は売上を伸ばすために行うセールス活動ということで、一般的に「売り出し(セール)」「イベント」「(媒体としての)チラシ」「ダイレクトメール」などがよく行われる。
しかし、販売計画は作っていても、それを達成させるための具体的な展開方法の1つである販売促進計画を作成していないショップが多い。
したがって、販売促進計画がないために性々にして販売促進が行き当たりばったりとなってしまっている。
これでは年間を通じての効果的な成果が得また最近では「セールやイベントをやっても以前と比べて効果が少ない」「経費ばかりかかって、そのわりに成果が少ないため回数を減らしている」などの声がよく聞こえてくる。
確かに、量販店やホームセンターなどの進出で、週末には大きなチラシが入るためにとても太刀打ちできないと考えることもよく理解できる。
実際に中小規模のショップが同じことをやっても、店舗規模や品揃えの点で消費者にとって魅力の乏しいものになってしまったものと考えられる。
そこで販売促進を考える前に、自店の店舗や品揃えについて「来店していただいているお客様に対し、満足のいく買い物をしていただいているか」と自問してみる必要がある。
もちろん来店客が満足しているものには、他の要素である価格やサービスもあるが、販売促進の基本は品揃えであり、それを実現させるための店舗であることを心に銘記してほしい。
成功のカギは現状の把握と計画的な鋤どのような販売促進でも最終的には売上高のアップを図るものであり、売上高を分解すると次の式で表すことができる。
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